Home Experience Carine Roitfeld Interview
全コラム |
Experience Emporio Armani

  -   2012年2月14日

Carine Roitfeld Interview

1月16日, 、ミラノの書店Armani/LibriでCarine Roitfeldの自叙伝「Irreverent」のサイン会が行われました。これを機に、異彩を放つCarineがGiorgio Armaniによるインタビューを受け、母親である事と「限界」、Tom Fordとタイムレス、彼女の輝かしいキャリアの今後10年について語ってくれました。

 

Giorgio Armani(以下GA):本のタイトルは「Irreverent」で、これは、君の過去15年について書かれたもので間違いないかな?

 

Carine Roitfeld  (以下CR):いいえ、私の人生の 30年よ!

 

GA:なるほど、 30年ね。ところで、君は写真撮影の際、「限界に挑む」事で知られている。この本のタイトルも、そういう意味合いから付けられたと思うんだけど。

 

CR:ええ、いつだって自分の限界を超えようとしているわ。

 

GA:でも、これだけはオフフリミットというものはある?

 

CR:そうね・・・、私にとってのリミットは、常に母親としてのリミットだったわ。 私は母親業をしながら編集の仕事をしていたから。 子ども達にとって「良くない」事は、これからもしないように常に心がけるでしょうね。 これが私にとってのリミットだったと言えるわ。 まぁ、もちろんこれまでには間違った事もしてきたと思うわ。でもね、私はいつも子ども達の事を考えていたのよ。 いつだって。

 

GA:30年間分の仕事という膨大なテーマから、本に盛り込む内容を絞り込む作業は、 どんな感じで進んだの?

 

CR :そうね。 色んな人から、「ちょっと待って! あの写真が入ってないじゃない」とか、言われる事はしょっちゅうあったわね。でも、私は骨身を惜しまず働いたわ。 数え切れないほどある写真を編集するのは、もちろん大変だったわ。だけど、私は一貫して「タイムレス」な写真を選ぶよう、 一生懸命に取り組んだのよ。 これが写真選びの基準だったわね。

 

GA:つまり、君の最もアイコン的な写真という意味?

 

CR:「アイコン的」と言えるかどうかは分からないけど、本に載っているものは私にとって「タイムレス」なものなの。

GA:ところで、君のキャリアに「変化」をもたらした出来事は? [雑誌] 「The Face」とか?

 

CR :ええ。 ほかに、Gucciのキャンペーンと「V」の表紙も。 私がオールラウンドの編集者として見られるようになったのは、その時からだったと思うわ。

GA:さて、今日のサイン会はArmaniが主催している訳だけど、君とArmani氏との 関係は? 長年にわたる関係についての事?

 

CR:仏版「VOGUE」の編集長になったばかりの頃は、とても大変だったわ。 Giorgioは難しい人だから、彼に認めてもらえるようになるまでは、時間がかかるの。 この間、仕事じゃなくてオフで彼を訪ねた時、こう言ったの。「Armaniさん、今日は営業に伺ったわけじゃないので、ご心配なく。 お顔が見たくて遊びに来ただけです。だって、尊敬していますもの。」 それで、今日のサイン会でGiorgioからサインを頼まれた時、「さぁ、 彼のために何を書こうかしら?」と迷ったのよ。 それでね、 とっさに出てきた言葉が、「私の英雄へ」というものだったの。 Armaniは私にとっての英雄だから。 そして自由な人だから。 自由、これは私の今の目標なの。完全に自由になる事。

 

GA:なるほどね。 最後の質問になるけど、 今後のプランは? つまり、次のステップ。 雑誌を手がけるという話を聞いているけど・・・

 

CR :ええ! 噂じゃなくて、本当よ! 女性 誌なの。 正式な発表は、2、3週間後の予定よ。それまでは、法律関係の書類に署名をしたり、面倒な事が色々とあってね。当たり前だけど。これがきちんと片付くまでは、オフィシャルなコメントはできないの。 3週間後には、オープンにできると思うわ。 万事うまくいけば、9月にファッション誌を創刊できるわ。

 

GA:すごい! とても楽しみだね。

 

CR :今までになかった新しい趣向の雑誌を作りたいわ。私は常に差別化を意識しているから。 新しい方法を見つけなきゃ。 それと、自分自身の 改造 をしなくちゃ。今回の本で自分の30年分の人生を振り返ったので、私自身の事には、もううんざりなのよ。だから、何か新しい事を見つけたいわ。

 

GA:でもこれは、君の今後のキャリアの一部でしかないよね。 これから先の君が楽しみだよ。

 

CR :まるで、一つのステップのようね。 新しい年、新しい時代を眼の前にして。 まるで、今後10年を過ごすみたい。 Tom Fordと約10年、さらに、仏ヴォーグ誌と10年仕事をしたわ。そして、この先10年は・・・まだ分からないわね。 10年後に、またお話させてもらうわ!

 

GA:健闘を祈るよ。 今日はインタビューに応じてくれて、ありがとう。

 

CR :こちらこそ、ありがとう。

Other News
EMPORIO ARMANI TOKYO
春の新しいアイウェア
Emporio Armani初のウォッチ&ジュエリーストア
EMPORIO ARMANI バックステージ